「頭皮からほこりっぽい臭いがする」と悩んではいませんか? こうした頭皮のほこり臭さに悩む人は、とくに春先に増加する傾向にあるようです。頭皮臭といえば男性のイメージが強いものですが、こうした「ほこりっぽい臭い」には、男女性別を問わずに悩む人が少なくありません。
今回は、頭皮からほこりっぽい臭いがする原因と対策法を紹介していきます。
頭皮からほこりのような臭いがする考えられる原因は?
頭皮からほこりのような臭いがする原因は、ひとつだけではありません。
1,ほこりが原因
まず、実際にほこりなどが原因で臭っている場合もあります。綺麗に見える室内でも、空気中にはたくさんのほこりが舞っているものです。そして、室外ではより多くのほこりや塵、砂埃などが髪の毛や頭皮に付着してしまいます。そのため、頭皮からほこりっぽい臭いが発生することがあります。
2,花粉が原因
花粉が原因でほこりっぽい臭いがすることがあります。
3,黄砂とPM2.5
春は、黄砂と大気汚染物質であるPM2.5が日本に飛来する時期です。そのため、ほこりなどの物質が頭皮や髪の毛により多く付着する為に臭いに悩む人が増加します。外を歩いていなくても、室内にもほこりは舞っていますし、外に干したタオルや枕カバーなどにほこりや塵が付着したまま使用する事で頭皮が臭うこともあるでしょう。
4,その他
こうした理由の他に、頭皮や髪の毛がきちんと洗えていない。頭皮をきちんと乾かさずに眠っているといった理由でも、ほこりっぽい臭いがすることがあります。
ほこりっぽい臭いの対策4選
頭皮のほこり臭さを防ぐ対策としては、物理的に頭皮や髪の毛になるべくほこり等を付着させないことが重要です。
1,帽子を被る
外出する際は帽子やフードを被るのも有効です。ただし、ほこりにまみれた帽子やフードをかぶっては意味がありませんから、清潔なものを使用しましょう。
2,ほこりブロックスプレーを使う
最近では、花粉やほこり、PM2.5をブロックしてくれるスプレーが販売されています。顔だけではなく、髪の毛にも使用可能なので試してみるのも良いでしょう。
3,空気洗浄機を使う
室内でのほこりを避けるには、空気洗浄機を使用するのがオススメです。
4,室内干しにする
春先などは洗濯物を室内干しにするなど、室内やカラダに触れるものにほこりなどを持ち込まないつけない様に気をつけましょう。
ほこりっぽい臭いをさせない頭皮のケア方法
ほこりっぽい臭いの場合は、脂臭さとは違ってこれから紹介する3つのケアを実践するだけで解消される事がほとんどです。
1,シャンプー前にしっかりブラッシング
ひとつは、頭皮と髪の毛をしっかりと洗うこと。ほこりや塵、黄砂、PM2.5などの物質は頭皮や髪の毛に絡み付き、簡単にシャンプーをするだけでは落としきれていないことも。シャンプー前には、そうした汚れを落としやすくする為にも丁寧にブラッシングすることをオススメします。こうする事で、頭皮や髪の毛についたほこりを含めた汚れが落ちやすくなります。
2,ディープクレンジングをする
ディープクレンジングをするのもほこりの臭いが気になる人のケアにはピッタリです。専用のクレンジング剤を使用したり、頭皮に優しいオイルを利用して行っても構いません。
3,しっかりと乾かす
こうしてシャンプーやクレンジングをした後は、必ずドライヤーで乾かすことも忘れてはいけないポイントです。半乾きの頭皮や髪の毛は、ヘアダメージになるだけではなく臭いの原因になることもあります。シャンプーを丁寧にしていても臭う人の中には、その後のドライがきちんと行えていない人も少なくありません。
注意点
整髪料をつけすぎている人は、ほこりなどが頭皮や髪に付着しやすい場合がありますから、普段からヘアセットの為に整髪料をつけている人や洗い流さないトリートメントをつけている人は注意をしましょう。
シャンプーの際は、普通よりも落としにくい場合があります。整髪料などを使用した場合は、いつもよりも念入りにシャンプーやクレンジングをするようにしましょう。だからといって、熱いお湯で頭皮や髪の毛を洗ったり、何度もシャンプーしたりすることは、頭皮と髪の毛にダメージを与えますのでやめましょう。
頭皮からほこりっぽい臭いがすると、フレグランススプレーなどで香りをごまかしたくなる事もあるでしょう。ですが、その瞬間は臭いが消えたように思えても、大抵の場合は時間がたつと悪化することが多いものです。香りをごまかす事よりも、きちんとした対策とケアで対処するほうが賢明ですよ。
まとめ
ほこりっぽい頭皮の臭いは、自分以外は気がつかない事もあります。ですから、あまり気にしないこともひとつの方法です。対策としては、
2,ほこりなどの汚れが頭皮につかないように掃除や洗濯の際に気を付けること。
3,時には花粉や塵などをブロックするスプレーを使用してみる事。
この3つのポイントを抑えておけば、何も怖くはありませんよ。