湯シャンは頭皮臭いの原因?正しい湯シャンのやり方

一部プロモーションを含みます
湯シャンは頭皮臭いの原因?正しい湯シャンのやり方

頭皮のトラブルなどで悩んでいる人なら湯シャンという言葉を聞いた事があるかもしれません。これはシャンプー方法のひとつなのですが、実は非常に賛否両論があるやり方です。湯シャンによって頭皮や髪の状態が良くなったという口コミもあれば、頭皮の臭いが酷くなったという口コミも存在します。

今回は、この個人差のある湯シャンについて徹底解剖していきましょう。

そもそも湯シャンとは?

そもそも湯シャンとは?
そもそも湯シャンとは、シャンプーを使用せずにお湯のみで髪の毛を洗うことです。脱シャンプーとして石鹸で髪の毛を洗うという人もいますが、湯シャンは石鹸も使いません。

湯シャンのメリット

湯シャンのメリットは、様々な化学物質が配合されているシャンプーを使用しない事で頭皮を本来の状態に戻せる事だと言われています。シャンプーは製品によって刺激が強い物も多く、敏感な肌の人が使用すると頭皮トラブルを引き起こしてしまうことがあります。そのため、敏感肌の人に優しい事もメリットのひとつと言われています。

たしかに、「湯シャンはいい!」と評価している人の口コミを見ると「頭皮のトラブルが無くなった」「頭皮のベタつきが気にならない」「髪の毛に自然な艶が…」といった感想が多くあがっています。このように、湯シャンを実行して実際にメリットを感じている人がいる事は間違いありません。

湯シャンで頭皮の臭いが強くなる

上記のようにメリットを実感している人がいる一方で、湯シャンをするようになり頭皮の臭いが強くなったと感じている人がいるのも事実です。湯シャンで頭皮の臭いが強くなってしまう理由は、単純に汚れや皮脂が落としきれていないという可能性が高いでしょう。

シャンプーを使用しなくても、お湯だけでも頭皮や髪の毛の汚れの8割が落とせると言われていますが、逆に言えば2割は落とせないという事になります。頭皮の健康や髪の毛の艶のためには、それくらいが丁度良いという見方もありますね。

しかし、正しい方法で湯シャンをしないと、臭いの発生源になってしまうほど、汚れや皮脂が落とせないケースが少なくないのです。汚れや皮脂が十分に落ちていない状態で湯シャンを続けていると、皮脂や汚れにより毛穴が詰まってしまうことも。こうなるとますます湯シャンでは、頭皮の汚れや詰まりに対応出来なくなってしまいます。

落としきれない皮脂は酸化し悪臭を発生させ、汚れた頭皮は雑菌の繁殖を免れません。頭皮の常在菌バランスも崩れて、脂性皮膚炎などのトラブルも起こる可能性もあります。勿論こうしたトラブルも、頭皮の臭いの原因になります。

湯シャンで頭皮の臭いがきつくなるのは、正しい方法で湯シャンができておらず、皮脂や汚れが頭皮に残留・蓄積した結果だと言えるでしょう。

正しい湯シャンのやり方

湯シャンの効果を実感するためにも、また頭皮の臭いが強くならないようにするためにも正しい湯シャンのやり方を知っておく必要がありますね。

手順1:ブラッシング

湯シャンは何よりも、洗髪前のブラッシングが重要です。クッション性のあるパドルブラシやピンブラシを使用して、丁寧にブラッシングします。目安としては100回程度のブラッシングが必要になります。この工程は、髪の汚れや頭皮の皮脂をとる為には必要不可欠。ブラッシングなくして湯シャンの成功はあり得ません。湯シャンを実践している人なら、洗髪前のブラッシングでブラシに皮脂がついている事を肉眼で確認する事ができるはずです。

手順2:36度のお湯で洗う

ブラッシングである程度の汚れや皮脂を取り除いたら、次はお湯で洗髪をする事になります。この時、大切になってくるのはシャワーの温度です。熱すぎるとシャンプーを使用しなくても皮脂を過剰に奪い、頭皮にもダメージを与えてしまいます。反対に温度が低すぎると、皮脂を落とす事ができませんから36度前後のお湯で洗うようにします。

手順3:5~10分かけて洗う

洗い流す時間は、髪の長さや量にもよりますが、最低でも5分~10分程度の時間をかけて洗髪をしてください。これは、通常のシャンプー時間と比べるとかなり長いです。しかし、洗浄成分が配合されているシャンプーと違って、湯シャンの場合はこれくらいの時間をかけて丁寧に洗わないと、臭いやトラブルの原因となってしまいます。

手順4:リンスは使わない

湯シャン後は、トリートメントやリンスなどは使わずに終了しましょう。

湯シャンの注意点

湯シャンをするなら注意したいのが、整髪料などを使わないということ。いくら正しい方法で湯シャンをしても、落ちにくい整髪料を洗い流す事は難しいです。ですから、湯シャンを始める時は、脱整髪料も合わせておこなう必要があります。

また、湯シャンで効果を実感している人もいますが、人によっては合わない人もいます。お湯が肌に合わないという事ではなく、ホルモンの影響等で人よりも皮脂量が多い場合は湯シャンでは対応しきれないという事ですね。

これは臭いについても同じ事が言えます。

湯シャンを正しく行うことで、頭皮の臭いが気にならなくなった人もいれば、適切な方法で湯シャンをしても臭いが強いという事も。こればかりは、実際に湯シャンを試してみるしかありません。ただ、合わないと思ったら無理をしないことも大切です。

まとめ

お湯だけで髪の毛を洗う湯シャン。正しく行うには、湯シャン前のブラッシングやお湯の温度が大切になります。湯シャンで頭皮の臭いが強くなった場合、まずは正しい方法で湯シャンができているか確認しましょう。

みんなが選んだヘアケアアイテム検索

みんなが選んだヘアケアアイテム検索

おすすめのヘアケアアイテムを検索できます。口コミの投稿もお待ちしております。

カテゴリ
値段
コスパ(1日あたり)
総合評価