メソセラポスは、スカルプケア用品の製造や販売で知られる（株）メソケアプラスによって開発された頭皮ケア用品です。毛髪に働きかける「成長因子」の弱点といえる性質にアプローチすることで、最先端の頭皮ケアを自宅でのヘアケアに取り入れることを可能にした商品です。
今回はそんなメソセラポスの人気の理由やメリット、配合成分や副作用などについて解説します。
メソセラポス スカルプリキッド
内容量120ml
価格11,000円(税込)
販売先公式サイトのみ
メソセラポスとは
メソセラポスは頭皮ケア用品の一種です。その最大の特徴は、毛髪に効果があるとされている成長因子の「疑似成長因子」を配合している点。成長因子とは細胞の分化や増殖を促すタンパク質やペプチドのことで、身体全体において様々な種類や効果が確認されている成分です。
成長因子の中には頭髪や頭皮に良い作用を与える因子も存在し、近年では主に医療機関でのAGA（男性男性型脱毛症）の治療などに用いられています。しかし、成長因子には時間の経過などと共に働きが薄れていく「失活」という性質があり、セルフケア用品に配合するのは難しいと考えられていました。（株）メソケアプラスは成長因子の失活特性に着目、成長因子と構造は異なるがほぼ同じ働きが期待でき、時間経過や常温管理などによる失活が起こらない「疑似成長因子」を配合することに成功します。こうして誕生したメソセラポスによって、成長因子を使用した頭皮ケアとほぼ同等の作用が期待できるセルフ頭皮ケアが実現しました。
メソセラポスは男女兼用
メソセラポスは男女兼用で使用することができます。メソセラポスには女性の脱毛にも働きかけるエンドウ芽エキスが含まれていますので、男性だけでなく女性の頭皮ケアにも適しています。また、女性への副作用が心配されるフィナステリドなどの成分が配合されていないため男女共に安心して使用できる頭皮ケア用品といえるでしょう。
高価なのに売れてる理由
メソセラポスの値段は1本¥11,000（税込）。1,000円～7,000円程度で展開している他の頭皮ケア用品の価格と比較すると若干割高の商品となっていますが、比較的満足度の高い商品として注目を集めています。
通常、成長因子を用いた頭皮ケアを行うためには医療現場で実施されている「AGAメソセラピー」や「育毛メソセラピー」などの施術を受けることが一般的とされています。これらの療法では発毛・育毛効果が期待できる成分を頭皮に直接注入するため、より高い育毛効果を期待することができます。クリニックにもよりますが、成長因子を用いたメソセラピーの料金は1回あたり60,000円程度。継続して続ける必要があるため、人によっては400,000円～600,000円程度の費用を要することもあります。
一方、メソセラポスは1日あたり240円程度、毎日使ったとしても一か月あたり7,300円程度の費用となり、医療機関でのメソセラピーに比べるとコストパフォーマンスが高いケアを行うことが可能になります。また、通院する必要がないため毎日自宅でケアできるという手軽さも人気の理由の一つとなっています。
どんな人がメソセラポスを使うべき？
メソセラポスは、抜け毛が気になる人や薄毛を予防したい人に適した商品です。メソセラポスには毛髪を作り出す毛母細胞や毛包幹細胞などの働きを活性化させる成分が配合されており、育毛を促進させる効果に期待できるといわれています。血行を促進する作用のある成分も含まれていますので、毛髪への栄養補給サポートや細胞の活性化といった効果を望むこともできます。
これらの効果は主にRIBOXILといった疑似成長因子の作用によるものですが、通常の成長因子と異なり失活しない性質があるため成分の働きを最大限に発揮させることができるというメリットがあります。また、頭皮の免疫異常を改善するキャピキシルといった成分や、脱毛を抑制する働きのあるエンドウ芽エキスなどの成分も含まれており抜け毛の予防に使用することも可能といわれています。
とくに初期段階の抜け毛・薄毛対策に奨励されており、メソセラポスを使用することで症状の拡大を抑制する作用にも期待できると考えられています。なお、メソセラポスは発毛を保証するものではないため、症状によってはAGA治療と併用するなどのケアが必要な場合もあります。
メソセラポスに配合されている疑似成長因子のそれぞれの特徴
メソセラポスには、頭皮ケアに効果的な6つの成長因子の代替になり得る疑似成長因子が含まれています。上記でも触れた通り、これらの因子には本来の成長因子とほぼ同等の働きが期待できると共に、常温管理による失活が起こらないという特性があります。
RIBOXIL
PDGF(Platelet-Derived Growth Factor 血小板由来成長因子)の代替として配合されている成分。自らを複製する能力と他の細胞に分化する能力を持つ幹細胞を活発にし、ヘアサイクルを活性化する作用があります。
IDP2
IGF-1(Insulin-like growth factorsインスリン様成長因子)の代替として含まれている成分。毛髪を作る毛母細胞や毛根の底部に存在する毛乳頭などの動きを活発にする働きがあります。
REJULINE
FGF2やFGF塩基性とも呼ばれているbFGF（Basic fibroblast growth factor 繊維芽細胞成長因子）の代替成分。新たな血管を作り出す作用や、毛根部分を覆う毛包への血流を活性化する作用があります。
KERAMIN1
KGF(Keratinocyte growth factor ケラチノサイト成長因子)の代替として配合されている成分。毛乳頭の周りに位置する毛母細胞の分化や増殖を促す働きがあります。
W3ペプチド
VEGF (Vascular endothelial growth factor 血管内皮細胞増殖因子)の代替として含まれている成分。新たな血管を作る作用や、毛包への血液の巡りを活性化する作用があります。
Prohairrinβ4
Thymosin-β4（チモシンβ4）の置換成分として配合されている疑似成長因子。毛隆起とも呼ばれているバルジ領域の毛包幹細胞を活発にする働きがあります。
メソセラポスの考えられる副作用
メソセラポスは医薬品ではなく化粧品にカテゴライズされています。配合されている成分にも安全性が認められていますので、とくに副作用が発生する恐れはありません。ただし、メソセラポスがお肌に合わない場合は肌トラブルのような症状が発生する可能性があります。使用中にかゆみや赤み・白斑などの症状が現れた場合は使用を中止して専門の医師に相談しましょう。また、傷やできもの・炎症などを起こしている肌に使用すると症状が悪化する恐れがありますので使用を控えるよう注意してください。
メソセラポスはどこで購入できる？
メソセラポスは、販売会社である株式会社メソケアプラスの公式サイトでのみ購入できます。
1本から購入が可能で、複数本購入する場合は10本までまとめて買えるようになっています。定期購入や割引が適用されるプランは用意されていませんが、送料については購入本数に関わらず無料とのことです（離島など一部の地域を除きます）。支払い方法はクレジットカードもしくは代金引換が利用可能です。なお、開封後の使用期限は3か月程度となっています。
メソセラポスの使い方
メソセラポスは1日2回、朝と夜に使用します。頭皮の気になる場所に5回～7回プッシュし、指の腹を使って塗り込みましょう。
朝に使用する場合
何もつけていない頭皮に使用します。朝に髪を洗う場合は、ドライヤーで毛髪と頭皮を乾燥させてからメソセラポスを頭皮に塗りましょう。
夜に使用する場合
ヘアドライのあとに使用します。毛髪や頭皮が濡れていると液だれする可能性がありますので、よく乾燥させてから使用しましょう。
まとめ
メソセラポスは成長因子の特性に着目した新しいタイプの頭皮ケア用品です。副作用の心配がなく、男女兼用できる点も魅力的ですね。日々のヘアケアにメソセラポスを取り入れて、頭皮ケアや脱毛予防に役立ててくださいね。
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