眉毛にメソセラポスは使ってはいけない3つの理由

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眉毛にもメソセラポスは使える?

メソセラポスは成長因子に着目した頭皮ケア用品です。とくに脱毛や薄毛予防に役立つ商品として知られていますが、その働きを眉毛の育毛に役立ててみたいと質問がありました。たしかに、眉毛は顔の雰囲気や印象に影響を与えるパーツの1つで、眉毛が薄い・生えなくなったなどの悩みを抱えている人も少なくないようです。

ですが、絶対使ってはいけません!

今回は、メソセラポスの眉毛への使用、眉毛が生えてこない原因や対策などについて検証していきます。

メソセラポスは眉毛に使えない

メソセラポスは頭皮塗布用リキッドとして販売されている商品です。同商品の公式ホームページにおいても頭皮への使用方法しか掲載されていないため、眉毛など頭皮以外の場所に使用することは想定されていないと考えられます。メソセラポスはあくまでも頭皮にのみ使用できるケア用品と捉え、眉毛には眉毛用の育毛剤を使用することをおすすめします。

メソセラポスが眉毛に使えない3つの理由

メソセラポスに限らず、育毛剤などの頭皮・毛髪用のケア用品は眉毛に使用しない方がいいといわれています。これらの製品は頭皮専用に作られているため、有効成分が異なったり、眉毛に使用することで痒みやかぶれなどが発生する原因にもなります。

頭皮ケア用品が眉毛に使用できない理由は下記の通りです。

1.有効成分が異なる場合がある

頭皮・毛髪用のケア用品には発毛力アップに期待できる成分が配合されていますが、成分によっては頭皮以外の場所に使用すると逆効果になる場合があります。例えば、毛髪の育成には女性ホルモンが作用し、それ以外の毛の発育には男性ホルモンが作用するといわれていますが、育毛剤には男性ホルモンを抑制する成分が含まれていることが多いため、眉毛に使用するとかえって眉毛の育成を阻害する恐れがあります。男性ホルモンを抑制する成分が入っていない育毛剤であっても、メントールなど爽快感をもたらす成分が顔の皮膚や目の周りに必要以上に刺激を与える可能性もあります。

2.痒みやかぶれなどが発生することがある

頭皮用に販売されているケア用品はあくまでも頭皮に塗布することを前提に製造されているため、眉毛に使用すると痒みやかぶれなどの症状が出る恐れがあります。上記と重複しますが、成分によっては刺激が強いものもありますので、眉毛や目の周辺に使用することは控えましょう。

3.目に入る恐れがある

育毛ケア用品が目に入ると、充血や目の痛みなどの症状が発生することがあります。特に、ミノキシジルなど血管を拡張する作用のある成分が配合されている場合は目への影響が強いといわれています。このため、ほとんどの頭皮・育毛ケア用品の説明書には薬液が目に入らないよう注意を促す文言が書かれています。眉毛は目との距離が近いため、育毛ケア用品を使用することで薬液が垂れて目に入ってしまう恐れがあります。眉毛を育毛したい場合は、眉毛用に販売されている育毛剤や美容液を使用しましょう。

眉毛が生えてこなくなる考えられる5つの原因と対策法

眉毛が生えてこなくなる原因には、日頃のフェイスケアや生活習慣などが深く関わっていると考えられています。眉毛が生えてこなくなる原因とそれぞれの対策についてチェックし、眉毛の健康的な成長に役立てましょう。

1.毛穴の詰まり

パウダーやファンデーションなどが落ち切れていないと毛穴が詰まりやすくなり、眉毛の発毛を阻害することがあります。また、埃や汚れなどが付着することで毛穴が詰まるケースもあります。

対策方法
クレンジングや洗顔時にはメイクや汚れをしっかり落とし、毛穴に汚れが残らないようにしましょう。眉毛部分を洗う際は頭皮を洗うときと同じイメージで、眉毛の生え際を丁寧に洗うことがポイントです。

2.眉毛の抜毛

眉毛のお手入れとして眉毛を抜いている人がいますが、眉毛を抜くことで毛根などに負担がかかり眉毛の生育を滞らせてしまう場合があります。また、毛穴から雑菌が入りやすくなるため、毛母細胞を痛める原因にもなります。

対策方法 
眉毛のお手入れをする際はできるだけ眉毛を抜かず、眉毛用のカミソリやシェイバーで整えるようにしましょう。カミソリやシェイバーは使いすぎると皮膚が硬くなる場合がありますので、週に1回程度使用するのが望ましいです。サロンなどで整えてもらうという方法もあります。

3.栄養の不足

眉毛の育成には、眉毛の根元にある毛乳頭に十分な栄養が行き届いていることが必要といわれています。毛乳頭は眉毛の成長に関わる毛母細胞の栄養源にもなっているため、栄養が不足すると毛母細胞が増殖しにくくなり、眉毛の成長に影響を与えると考えられています。

対策方法
眉毛の発毛促進や抜け毛予防には、亜鉛や鉄分・ビタミンEなどが役立つといわれています。亜鉛は牡蠣やチーズ、鉄分はひじきやレバー、ビタミンEはナッツ類やモロヘイヤなどに含まれています。ただし発毛に役立つ食品ばかりを摂取すると栄養が偏る恐れがありますので、できるだけバランスの取れた食生活を心がけることがポイントです。

4.ストレス

ストレスがたまると血管が収縮して血行が悪くなり、発毛や育毛に必要な栄養が運ばれにくくなるといわれています。また、ストレスによって発生する円形脱毛症が眉毛部分に発症する場合もあります。

対策方法
ストレス解消には適度な運動が効果的といわれています。1日に15分運動するだけでもリフレッシュ作用があると考えられていますので、ラジオ体操や散歩などの軽い運動を日常生活に取り入れてみましょう。また、没頭できる趣味や娯楽を楽しむこともストレス緩和に有効とされています。

5.その他(ホルモンバランスの乱れやアトピー性皮膚炎など)

身体の不調や皮膚の炎症などが原因で眉毛が生えなくなる場合もあります。特に女性は、ホルモンバランスが乱れると眉毛が抜けたり薄くなるなどの症状が出ることがあります。また、アトピー性皮膚炎によって肌が乾燥し、毛穴が詰まりやすくなったり眉毛が抜けやすくなることもあります。その他、細菌が原因で発症する脂漏性皮膚炎にかかった場合は眉毛に痒みやカサブタが発生し、症状が進行すると痒みが顔全体に広がる恐れもあるといわれています。

対策方法 
ホルモンバランスが乱れる原因として睡眠不足や不規則な生活などが挙げられます。ホルモンバランス正常に保つためにも、できるだけ規則正しい生活を習慣づけましょう。アトピー性皮膚炎や脂漏性皮膚炎など皮膚の炎症が疑われる場合は、症状が悪化しないようできるだけ早く専門医の診察を受けることをおすすめします。

上記の対策の他に、眉毛用の育毛剤や美容液などを使用する方もあります。最近では様々な種類の眉毛用育毛剤や美容液が販売されていますので、自分に合う商品を探してみてください。なお、育毛液や美容液の効果を実感できるのは使用して2か月程度経過してからといわれています。また、眉毛用のエクステを使用する方法もあります。少々割高にはなりますが、できるだけ早く健康的な眉毛にしたいという人はエクステを試してみてもいいかもしれません。

まとめ

眉毛を育毛したい場合は、頭皮用の育毛ケア用品ではなく眉毛専用の育毛剤や美容液などを使いましょう。眉毛が生えなくなる原因や対策を考えてみることもポイントです。眉毛に適したケアを行って健康的で美しい眉毛を手に入れてくださいね。

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