6つの症状から選ぶメンズ用のヘアケアアイテムの探し方

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髪は女性の命と言われますが、男性にとっても髪の毛は自分を構成する大切な要素です。健康的でボリュームのある髪の毛は、男性を若々しく見せてくれますし、臭いやべたつきのない頭皮はまわりに清潔な印象を与えます。また、そうしたトラブルのない頭皮や髪の毛は、我々男にとっても自信の源となってくれるはず。

しかし、中には薄毛をはじめしとしたトラブルは、どうしようもない事と諦めている男性も見受けられます。頭皮や髪のトラブルは、ケアするのとしないのでは全く違ってくるんですよ。このページでは、症状別にヘアケアの正しいやり方を紹介していきます。

①頭皮の臭い

頭皮の臭い
男性の場合、皮脂がたまりやすく汗もかきやすいことから、頭皮の臭いが気になる人も少なくありません。問題なのは、臭いというのは自分では気がつきにくい点です。知らないうちに、周囲の人に迷惑をかけているかも。。。でも大丈夫、そんな頭皮の臭いもケア次第で解消することが可能です。

頭皮の臭いの原因と理由

皮脂の酸化

頭皮が臭う理由の大半は、皮脂の酸化によるものです。男性はホルモンの影響で皮脂の量が多く、しっかりシャンプーをしているつもりでも洗い残しがあり臭いの解消には至らないこともあります。頭皮はもともと他の部位よりも皮脂の分泌量が多い場所ですから、しっかりケアしていきましょう。

菌の繁殖

もうひとつの理由として菌の繁殖があります。頭皮は汗や皮脂により、雑菌が繁殖をしやすい場所です。さらに、日頃から帽子をかぶる機会が多い人は、より頭皮が蒸れやすい環境となり雑菌が多く繁殖し、臭いの元となる可能性があります。

臭い対策のヘアケアアイテムを選ぶ注目ポイント

頭皮の臭い対策や予防の基本は、余分な皮脂を落したり雑菌が繁殖したりしないように頭皮を清潔に保つ事になります。つまり皮脂による臭いにも雑菌による臭いにも、洗髪が非常に重要ということです。ただし、皮脂を除去するためにあまりにも洗浄力の強いシャンプーを使用すると、頭皮環境を荒らしてしまい湿疹などのトラブルにつながる可能性もあるので注意しましょう。

頭皮の臭いを予防するヘアケアのやり方

前準備

汚れを落としやすいように、頭皮と髪のブラッシングをしておきましょう。皮脂がこびりついているような場合は、ホットタオルを作り頭皮を温めてみてください。こうすることで、固くなり詰まった脂を取り除きやすくなります。

シャンプーのやり方

シャンプーをする際の水温は、人肌よりも少し熱めに設定します。汚れを落とすようにしっかりとマッサージをしながら洗髪をしましょう。専用のシャンプーブラシを定期的に使用しても良いですね。

マッサージのやり方

マッサージは優しく行うのが鉄則です。刺激が強すぎるマッサージは、より皮脂の分泌を促進してしまうこともありますので注意してください。

ドライヤーの乾かし方

ドライヤーは頭皮から先にしっかりと乾かしてください。生乾きは菌の繁殖にもつながるため臭いをさらにひどくします。頭皮からきちんとドライヤーで乾かすことは、臭い対策でも重要となるのです。

強い香りで臭いをごまかさない

臭い対策としてやってはいけないヘアケアの対策法は、フレグランスなどで臭いを誤魔化すことです。根本的な臭いの原因は改善されませんし、臭いが混ざってしまいさらに不快な臭いになる可能性もあります。

②抜け毛

抜け毛
中年男性だけではなく、10代、20代の若い人でも抜け毛に悩む人が増加しています。毎朝枕元につく抜け落ちた髪の毛、肩に落ちた抜け毛を見るたびに気分が落ち込みますよね。
 

抜け毛の原因と理由

抜け毛は、誰にでも起こりますからある意味正常な現象ですが、抜け毛の量が多すぎたり、細く短い毛が抜ける場合は、ヘアサイクルに異常が発生している可能性があります。

ヘアサイクルの異常は、ジヒドロテストステロンという男性ホルモンが影響をしておりAGAを発症している可能性があります。また、不規則な生活やストレスが原因でヘアサイクルが乱れることもあります。他にも皮脂のトラブルにより、抜け毛が増加してしまうこともあります。脱毛症は脂漏性皮膚炎などの病気により、抜け毛が発生している可能性もあります。

抜け毛のヘアケアアイテムを選ぶ注目ポイント

抜け毛の対策・予防には頭皮の環境を整え、ジヒドロテストステロンを抑制するノコギリヤシや亜鉛などの成分が配合されているシャンプーやヘアケアアイテムがおすすめです。脱毛症などの病気により抜け毛が発生している可能性があれば、一度病院を受診しましょう。

抜け毛を予防するヘアケアのやり方

抜け毛のためのヘアケアのやり方は、覚えておきたい基本的なヘアケア方法でもあります。

前準備

長時間のシャンプーは、頭皮の環境を悪化させ抜け毛を増やす要因となりますから短時間でもしっかりと汚れを落とすには、事前にブラッシングをして大まかな汚れを取り除いておくことです。次に頭皮に優しく、なおかつ汚れを落としやすい37度~38度の間のぬるま湯でシャンプーをつける前に素洗いをしておきましょう。
  

シャンプーのやり方

シャンプーは優しくマッサージをするように行いましょう。抜け毛が怖いからといって余りにも弱々しく洗髪しても血行が良くならないのでやめましょう。適度な力で指の腹を使い頭皮を洗ってください。また、頭皮に洗浄成分が残らないように丁寧にすすぎましょう。すすぎ残しはフケやかゆみなどの原因となり抜け毛が悪化してしまう可能性があります。

マッサージのやり方

抜け毛対策・予防にマッサージをするなら、時々ではなく毎日継続しましょう。ただ1回のマッサージは2~3分で十分。やり過ぎると頭皮が痛み、抜け毛が増えることもあります。マッサージは抜け毛が気になる生え際、頭頂部、側頭部に分けて行いましょう。指の腹で小さく円を描くように、場所を少しずつ移動しながら軽く圧をかけマッサージをしてくださいね。

ドライヤーの乾かし方

不衛生な環境は抜け毛のもとになりますから、濡れた髪は早いうちにドライヤーで乾かすことです。ただ、ドライヤーを至近距離であてると、頭皮が乾燥をしたりダメージをおってしまうことも。これでは抜け毛が増長してしまいますから、ドライヤーは頭皮から15~20センチほど離して乾かしましょう。

③薄毛

薄毛
男性にとって一番の悩みと言えば薄毛かもしれません。これは自分でケアすることで治るものではなく、医療機関への相談が必要です。男性の場合、薄毛の原因や理由としてAGAである可能性が高くなります。AGAはホルモンの影響が関係するため、シャンプーで改善させることはできません。

薄毛の原因と理由

薄毛対策の為に自宅でできる対策をあげるなら、ミノキシジル(※1)が配合されている「発毛剤」の使用をおすすめします。また、AGAクリニックなどのオリジナル商品も良いでしょう。

※1 ミノキシジルの作用について-厚労省

④頭皮のフケ・かゆみ

頭皮のフケ・かゆみ
フケやかゆみは、頭皮に多く見られるトラブルです。誰にでも起きる可能性はあるものの、放置したり間違った対策をすると症状が悪化することも。適切な対策をしなければいけません。

頭皮のフケやかゆみの原因と理由

フケやかゆみの原因は、ひとつではありません。多くの原因は、頭皮の乾燥やシャンプー剤が肌に合っていないなどが原因です。また、地肌の乾燥やアトピー、脂漏性皮膚炎の場合もフケやかゆみを伴う症状が現れることがあるので要注意です。この場合は医師に相談しましょう。

頭皮のフケやかゆみのヘアケアアイテムを選ぶ注目ポイント

刺激の強い成分が配合されているシャンプーは避け、アミノ酸系などの洗浄成分のシャンプーに変えてみてください。市販されているフケ対策用の製品のほとんどは低刺激で余計な成分が入っていないものが多いですから、試して見てもいいですね。

頭皮のフケ・かゆみを予防するヘアケアのやり方

フケやかゆみは、皮膚疾患などの可能性も考えられるので、シャンプーを低刺激なものに変えるなどしても変化が現れないようなら、病院の受診をおすすめします。

前準備

ふけが固まってあるようなら、シャンプー前にオイルをつけてふやかしておきましょう。ブラッシングをした後、植物オイルを乾いた頭皮に塗布し、指の腹で優しくマッサージ。その後、蒸しタオルで頭皮を多い10分ほど時間をおきます。

シャンプーはぬるま湯で

シャンプーはとにかく優しく、そして何よりすすぎ残しがないように気を配ってください。トリートメント類などは、肌に合わないものもあるのでできれば避けて下さい。乾燥が原因の場合は、熱いお湯は乾燥を促すだけでなく刺激となりかゆみを悪化させることもありますので40℃以上のお湯では洗わないようにしましょう。そして、シャンプーやコンディショナーなどのすすぎ残しがフケや痒みの原因を作っていることもあるので、洗い流しはしっかりと行いましょう。

マッサージはしない

フケやかゆみがひどい時は、マッサージをしないほうが良い場合があります。頭皮への刺激がフケやかゆみを悪化させる可能性も高いからです。

ドライヤーの乾かし方

フケやかゆみが気になる場合でも、ドライヤーを使ってきちんと乾かした方が良いでしょう。生乾きの状態は菌が繁殖し、かゆみが悪化したりフケが増えることもあります。ドライヤーは15~20センチほど離し、温風で軽く乾かした後、冷風に切り替えます。その方が、刺激も少なくかゆみが悪化することを防ぎます。

⑤頭皮の湿疹・かさぶた

頭皮の湿疹・かさぶた
頭皮は、湿疹やかさぶたができることが多く、こうした湿疹やかさぶたが要因となって抜け毛を引き起こすこともあります。早めの対処が必要です。

頭皮にできる湿疹・かさぶたの原因と理由

湿疹やかさぶたができているなら、頭皮に何らかのトラブルが起きているという事ですね。例えば、マッサージなどの際に頭皮を傷つけてしまった事が湿疹やかさぶたの原因となっている事もあります。もちろん合わないシャンプーやヘアケア剤による化粧品かぶれの可能性も高いでしょう。湿疹の正体はアトピーや脂漏性湿疹という事も考えられます。とにかく、湿疹やかさぶたがあるという事は、頭皮が正常な状態ではないという事を忘れないでください。

スカルプケアアイテムは使わない

湿疹やかさぶたといった頭皮に異常が出ている場合は、皮膚科などで販売をしているシャンプーを使用する方が安心です。スカルプケアやスカルプシャンプーなどの製品は、症状を悪化させる可能性が高いため止めましょう。湿疹やかさぶたが出ている場合は、病院を受診するのが一番ですが、どうしても自宅で…という場合でも、薬局などで相談してみましょう。

予防方法としては、自分にあった製品を探し正しく使うこと。少しでも異常を感じたら、医師などに相談してください。

頭皮の湿疹・かさぶたを予防するヘアケアのやり方

基本的に湿疹やかさぶたができている時は、過度なケアはしてはいけません。何とかしたいと頑張ってケアをするほど、悪化する可能性もあります。

前準備

ブラッシングはせずに、ぬるま湯での素洗いにとどめましょう。

シャンプーのやり方

低刺激なシャンプーを使用してあまり頭皮を擦らないようにします。すすぎ残しは頭皮が荒れる元ですから、丁寧に行いましょう。コンディショナー、トリートメント類はつけない方がよいです。

マッサージのやり方

湿疹が出来ている場合は、マッサージは刺激にしかなりません。また、かさぶたも無理にとると頭皮を痛めてしまいます。取れそうになっているかさぶたなら、オイルや蒸しタオルでふやかして取りましょう。ただし、湿疹とかさぶたが同時に見られる場合は控えましょう。

ドライヤーの乾かし方

湿疹やかさぶたができている頭皮はとてもデリケートです。できるだけドライヤーは頭皮から離し、温度が低めの温風で乾かしてください。

⑥白髪

白髪
白髪は加齢と共に見られる自然現象です。ただ、白髪の出方には個人差があり、若いうちから白髪に悩まされる人も多いです。

白髪の原因と理由

白髪の原因は、髪の毛のメラニン色素が作られなくなることです。そしてメラニン色素が作られなくなるのは、加齢や遺伝、またストレスや生活習慣が要因となります。

白髪を防ぐことはできない

白髪を完璧に防ぐことはできません。しかし、栄養バランスのとれた食事を心がけたり、適度な運動をすることで白髪を少しでも予防することは可能です。また、生えてしまった白髪は髪を染めるといった方法がありますね。今はシャンプーをしながら自然にカラーリングが出来る製品も多く販売されています。毎月白髪染めをするのが面倒という人は、こうした製品を使うのも良いでしょう。

まとめ

髪の毛の悩みやトラブルの多くは、髪の毛よりも頭皮ケアをする事が大切です。頭皮を健康を保つことが、どのトラブルにも共通する対策法です。ただ、湿疹や異常なフケといった症状が治まらないなら、自己対策ではなく病院へ受診をする事がベスト。その上で使用するシャンプーや洗髪の仕方、ドライヤーのかけ方に気を付けるべきですね。

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ABOUTこの記事をかいた人

しゅんいち

26歳(男性) 元AGAクリニックのカウンセラー。10代のころからいわゆる「わかハゲ」に悩んだ経験を持つ。